珍しい病名の取り扱いについて

世の中には本当にいろいろな病気があります。

正直なところ健診施設において病名というものは検査結果の判定を考えるうえで役立てるくらいで治療の対象にしたりするわけではないのですが、それでも正しく判断して受診される皆様に役立つ情報を提供するうえでは重要な情報です。

例えば「血圧」などは治療している方も多い病気ですね。高血圧になると食事や生活習慣に気を付けるように指導を受けている方も増えてきますし、場合によっては薬物療法を受けている方もいるでしょう。

しかし治療を受けているからと言って必ずしも正常範囲内に収まるわけではありません。治療を受けていてもコントロールが出来ていない方も多く、健康診断では分けて考える必要も出てきます。

しかしいずれにしても主治医がいる場合には主治医の指示に従って治療を進めていく必要がありますので余計な事を言うわけではありません。治療中であればそれで良いというわけではないのですが、健診機関としてはそこから先に立ち入ることはありません。

なお、時に珍しい病気にかかった方はそれを詳細に問診表に書くことがあります。非常に珍しい病気などは人名が病名になっていることも多く、医師であってもナニコレと判断に迷ってしまうことがあるようです。そんな時に年配の先生の中には医学大辞典を紐解く方もいらっしゃいますが、若い先生方の中にはGoogle先生に確認をとることもあるようです。この辺は誰でも一緒なのかなとちょっと安心したりもしました。

勿論調べる先は信頼性の高いところであって、ウィキペディアのような情報ではないようです。私のブログも含めてインターネットの情報には怪しげなものも少なくありませんから、正しいかどうかを見抜く目が必要だということを強く感じますね。ただ最終的には報告書に掲載して終わりになってしまいます。活用できているとは言えませんね。

健康診断や人間ドックを受ける方は現病歴や既往歴にたくさんの病名を書くことになるのですが、かなりの種類になります。以前調査をしたことがあるのですが、大体5万人のデータに対して400種類が出てくるという感じでしたね。その大半が1~3件程度しかないようなマニアックな病気です。

そういった病気に縁のある方は、きっとその分野では一般の医療従事者では太刀打ちできないほど詳しい知識を身に着けているのでしょうね。自分の病気に関しては専門家顔負けの情報を収集する方も少なくはありません。しかしそのような方々に対して健診機関レベルではほとんど何もしてあげられないのが残念なところですね。

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