人間ドックにおける検査費用の見極め方

値段が高いほうが良いもの、という感じがしませんか?

私はします。そんなわけで私はデフレの雰囲気の真っただ中であった10年程度前に敢えて高価格の人間ドックを提案したことがあります。勿論、無駄に値段が高いというわけではなく、実施する検査自体は多いという充実したものを用意しました。

もう少し詳しく表現をすると、実施可能な検査のほとんどを詰め込んで少しだけ割引をかけて安くしたコースを設定したのです。この提案に対して現場の意見は様々でした。そんな高いコースに需要などあるものかという意見も多くありました。

私自身も効果があるかもしれないという程度の認識だったのですが、実際に行うことによるデメリットは殆どなかったので実際に導入してもらえるプランとして導入が決定したという過去を持っています。

この提案を後押ししてくれたのは創業者でした。私はそんなに実績に対して欲もないのですが、その結果は中々に面白いものになったので今も印象に残っています。非常に高価なコースながらも、最高級コースは月に数件程度はコンスタントに予約が入るようになったのです。

これについては多くの職員が驚きました。景気とは関係なく、体のことについてはできることをすべてやりたいというニーズが存在しているということを明確に示しているように感じられました。

特徴としては、新規の比率がかなり高く、リピート率が非常に低いというものがありました。私の信じる人間ドックのおすすめの形とは縁遠いものですが、こんなニーズもあるのだと教えてもらったような気がしますね。

ただどんなに安いコースでも高いコースでも構成要素が違うだけであり、行う検査自体が同じであれば、内容についても同じ検査です。高額なお金を支払ったからと言って、より精度の高い検査を行うとは限りません。そのため最もお得なのは自分に必要と考えられる検査が含まれるコースを毎年継続的に受けることです。必要な検査の見極めが出来るなら、安いコースの方がおすすめですよ。

見分け方のポイントは以下の通りです。

検査の名称が同じなら、同じ内容と思ってOK!

複数の健診機関を比較する際に、同じ検査なのに安いものと高いものがあるという経験をしたことがある方もいるかと思いますが、それらは基本的に同じものと思っていただいて良いと思います。

実際には技師や医師などが対応する場合、技術的な違いは確実に存在しますので同じではないかもしれません。しかし価格が高いほうが高品質な検査を保証するものではありませんので、気にしても仕方がないと思います。

ではなんで値段が違うのでしょうか。結論としては立地や需要、技術者の事情などです。都市部で高いのであれば、それはもしかしたら人件費や土地代の問題かもしれませんね。結論から言えば、同じ検査で比較するなら安いほうが良いのです。

実施時期を見て比較をしましょう!

最近増えてきていますが、人間ドックを受ける時期によって費用が違う場合があります。多くの場合、冬に安くなっているというケースが多いのですが、これは同じ内容で安い場合がほとんどですのでねらい目です。

需要の少ない時期に価格を下げて集客しようという動き方が人間ドックでは可能になっています。そのため同質の検査を安く受けることが出来るのが時期によって価格変動する仕組みの背景です。

ホテルの宿泊費用が時期によって変動するのは旅行が好きな方なら知っていると思いますが、それと同じ仕組みなんですよ。

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