人間ドック・健康診断の判定から感じる重み

多分、他の人と私の感覚は違う

そんなことを思っています。テレビやまんが、ユーチューブなど様々な情報媒体で健康診断の結果を扱うコンテンツを見かけることがあるのですが、そこで語られる健康診断の結果はかなり深刻に語られることが多く、要精密検査の判定が出ているだけで必要以上にショックを受けたり、落ち込んでいる様子が描かれています。

これらは見ていて面白いように表現を誇張しているのかもしれませんが、概ね少し大げさかなという感じがしてなりません。不安になったり心配になったりするのは健康維持のためには役に立つことでもありますので良いのですが、必要以上の不安は心に毒になります。その辺りはしっかりと意識しておきましょう。

まず、健康診断や人間ドックの判定はいくつかの種類があります。私の勤め先では以下の感じです。

A:異常なし

B:放置可

C:経過観察

D2:要精密検査

D1:要受診

E:治療中

この様な分類でD2とかD1になるとかなりショックを受ける人もいます。気持ちも分かるのですが、そんなに緊急性の高いものばかりではありません。少し注釈をつけてみましょうか。

A:異常なし (正常範囲内だよ)

B:放置可 (正常範囲外だけど、心配ないよ)

C:経過観察 (注意しようね、次も検査した方がいいよ)

D2:要精密検査 (念のため病院で詳しく検査してみてね)

D1:要受診  (病院で治療を受けてね)

E:治療中  (このまま病院で治療を続けてね)

最近では地域によって判定にFなどがある場合もありますが、結局は上記のいずれかに分類されます。いずれの場合も健康診断や人間ドックを受けた際の検査結果に基づいて判断されることになります。

健康診断を受けた後、長く待たせれた結果、ある日突然D判定の報告書などが届けばびっくりすることでしょう。しかしながら健診機関から直接電話などで連絡がないのであれば、緊急性の高い問題ではないと考えても差し支えありません。

そんなこと言って手遅れになったらどうするんだという不安の声もあるかもしれません。しかしながら本当に緊急性があると判断された場合には、すぐに直接電話をするなどの対応をするというのが原則となっていますので安心してください。報告書が送られてくるという流れになる以上、本当に緊急という要素はないのが普通です。

例えば私の勤め先の場合、血液検査や画像診断の結果、すぐにでも病院受診が必要と判断された場合には結果がはっきりした段階(1~2日)ですぐに直接連絡を取るというのが一般的な対応です。基準値を極めて大幅に超えているような場合がそれに当たります。

他にも健康診断、人間ドックの実施の際にその場で病院につなぐという指示を下すこともあります。例えば脳ドックの撮影の際に極めてリスクの高い梗塞が発見されたなどの場合には本人の同意のもと、そのまま治療の現場につなぐことになります。車を運転させて家に帰すようなことはしません。

そんな意味ではD判定よりも重い判断として

☆ 緊急連絡 (今すぐ病院へ行ってください)

★ そのまま入院 (このまま治療に入ります)

という流れがあります。D判定でも心配がないということではありませんが、人間ドックや健康診断では基準値と呼ばれる物差しを基準にして病院への相談が必要かどうかを判断する仕組みです。

自己判断を推奨するものではありませんので、ちゃんと病院で相談することをお勧めすることを目的にしています。少し厳しいというのは事実ですが、それくらいの気持ちで対処した方が良いということだと思ってください。

40歳を超えるとC判定、D判定がない方が珍しいかもしれませんよ。それくらいよくあることであるということを知っておくのも良いことだと私は思います。

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