12月はストレスチェックの閑散期?

今はそんなでもありません。

元々ストレスチェックは2015年の12月から制度が開始されました。最初はどの会社も手探り状態でスタートしており、本当に徐々に実施件数が増えていくような状況でした。しかしこのストレスチェック、法律によって実施が義務付けられているものなんですよね。そんなわけで2016年11月頃にはものすごい数の駆け込み需要がありました。そしてそのほとんどが「急ぎでよろしくお願いします」というものであり、まさに悲劇という状況になっていました。

私の勤め先ではそんな状況から経営者が早々に「11月の集中を何とかせよ、閑散期の1~3月に移動せよ」という指示を出していました。確かに内容だけを見れば妥当なものであり、事務からの拍手喝采がありました。当然すぎるほど適切な指示のように見えるのですが、実際に案内をする側からすると極めて大きな壁があるんですよ、これ。

どういうことかというと、

2015年12月から2016年11月30日までに実施すること

という具体的な記述が初年度にあったからです。このことにより、12月から11月末までに行わなくてはならないというものとして認識してしまったケースは非常に多いのです。そして11月にやったばかりの会社に対して1~3月の実施を再提案するのは先方にメリットがないのです。近すぎるんですよ。

それってお宅の事情でしょ?

正直いらっとする言葉ですが、確かにその通りですね。時期を動かすというのはそれなりに大変なことなんです。これは実際に案内していないとわかりにくい部分かもしれませんね。

わかりやすく説明するためにラーメン屋に例えてみましょうか。

お昼時(11時)にラーメンを食べにやってきたお客さんに対し、今混んでいるのでもう少し後(1時から3時くらい)に来てくれませんか?と言いました。そのお客さんは仕事の休み時間に来ており、12時までに帰らなければなりませんでした。

こんなことをやっているようなものでしょう。こんな対応をしたらどんな結果になるかは明らかです。相当にそのお店にこだわりがある場合を除けば、他に行くに決まっています。ストレスチェックなんてどこで実施してもそれほど大きな違いはないのですから・・。その仕事がなくなってもよい前提がなければ、思い切った行動はとれないのはある程度仕方がないことかと思います。

しかしながら現実問題として、11月実施が無理な場合は12月にずれ込んでいます。それに対して私は監督署に率直に相談をしてみました。

私「ストレスチェックに関してですが、どうしても11月に実施しきれないケースがあります。12月になってしまうと何か問題がありますか?」

労基「仕方がない場合もありますので早めにやってくれれば大丈夫ですよ」

私「ありがとうございます(・・あ、いいんだ)」

こんなやり取りを説明しつつ、12月の案内も促進しています。やっぱり大切なのは実施することなんですよ、はい。

注)あくまでも私の地域の監督署のある担当者の回答です。具体的には各所轄の監督署にお尋ねくださいね。

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