糖尿病の検査と健康診断

これからは血糖が重視されます!

そんな感じの雰囲気になっているのが現在の健康診断の世界です。勿論反応は色々ありますが、医療の世界ではそれまで当たり前だったことがちょっとしたことで変わるというのはよくあります。

今回は糖尿病の検査にあたる血液検査で変更があるのです。従来は血糖の検査とHbA1cという二種類の検査を報告してきたのですが、H30年度からは健康診断において糖尿病の検査と言えば血糖になる見込みです。従来HbA1cが食事をしてしまった場合の代替検査として通用してきたのですが、その扱いが無くなるという状況にあるようです。

血糖とは?

体内を流れる血液中のグルコース(ブドウ糖)のことを血糖と言うのですが、健康診断では単位当たりの量が表示される仕組みになっています。糖尿病の指標になるのですが、食事の影響を比較的敏感に受ける性質がありますので、空腹時で検査をするのが必要とされてきました。

これまでも食事をして間もない時期の血糖の事は随時血糖と呼んで検査の対象から除外してきた経緯がありますが、この傾向はH30年度以降はより強化されそうな雰囲気です。いずれにしてもこの血糖の仕組みについてはしっかりと理解しておくことが大切です。

実は血糖にはいくつかの種類がありまして、H30年以降は以下の様に分類されることになっています。

1.空腹時血糖  *食後10時間以上経過

2.随時血糖   *食後3.5時間~10時間

3.食直後の血糖 *食後3.5時間未満

H29年までは空腹時血糖か随時血糖化と言う分類だったのですが、現在ではより細分化された形になっています。そしてかつて随時血糖の場合には代わりにHbA1cが採用されてきたのですが、それが今後はなくなる見込みです。

現場の医療従事者からは「なんで?」というこえが聞こえてくるのですが、本当になんでなんでしょうね。制度として決まってしまいますので従うしかありませんが、その様な流れになってきています。

HbA1cとは

HbA1とは赤血球中のヘモグロビンの内、どれくらいの割合が糖と結合しているかを示す検査値です。普段の血糖値が高い人はHbA1c値が高くなり、血糖値が低い人はHbA1c値も低くなります。およそ過去1~2ヶ月の血糖値の平均を反映して上下するため、血糖コントロール状態の目安になるというのが便利な特徴です。直前の食事の影響も受けませんので健康診断でも多く活用されてきました。

個人的にはこれでいい様に思うのですが・・、うーん、色々あるんでしょうね。

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