印象に残った言葉:バリウムは国産牛より高い

何を言っているのかわからないと思います。

私も最初は何を言っているのかわかりませんでしたが、話を聞いているとどうやら胃部X線検査で使用するバリウムのことの様でした。一般の病院でこの検査を行う場合にどのようにしているのかはわかりませんが、健診センターのような環境では大勢が短時間に検査に入るのがあらかじめわかっていますので朝早く出勤してバリウムづくりを行います。

私は作ったことはありませんので詳しくは知りませんが、うどん屋さんの店先に置かれている小麦袋のように放射線技師の倉庫にはバリウムが置かれています。私の職場では1袋が結構小さいのですが、その小袋で1kgあります。バリウムは金属らしいので、見た目に比べて重たいのです。

胃X線検査をしたことがある方であればコップに入れられたバリウムを手に取ったことがあるでしょう。初めてだと結構ずっしりするので驚く方も多いようです。

私は就職した当時はチョークの粉を水に溶かしたものとまじめに説明してくれた悪い先輩がいたのですが、それは昔のバリウムの味のイメージのことでした。今では様々な工夫で飲みやすくなったバリウムを用意して人間ドックを受けに来る方々をお待ちしています。

私の職場ではラムネの香りづけをしたバリウムが採用されています。一時期イチゴの香りづけを検討したのですが、あまり評判が良くなかったようで採用されませんでした。まぁ、飲めれば問題ありません。

なおこのバリウムですが、成分としては硫酸バリウムという名前が表示されています。色々なブランドがありますが、その粉上の硫酸バリウムを水に溶いて飲んでもらうことになります。一見安そうに見えるバリウムですが、実はそれなりに効果だったりします。

どうも価格はあまり表に出してはいけないらしく、職場ではタイトルのような表現をしていたようです。国産牛にも色々ありますが、100g798円くらいのやや上等な肉に比べたらどうですか?と質問したところ、もっと高いとの話でした。

じゃあ、100g2500円クラスの高級和牛だったらどうですか?と聞いたらそんなにはしないとの返事でした。なんで価格が表に出せないのかはわかりませんが、バリウムとはそのような高価なものなのだそうです。

さて、今日は何が言いたかったかというと、人間ドック当日になって胃X線検査を中止するのは控えてくださいねということです。朝から丹精込めて作った検査用のバリウムは水に溶いてしまえば決して元には戻りません。余ったら廃棄するしかありません。それは全てロスになってしまいます。

飲食店であればコース料理のメインを当日キャンセルし、その料金を引けというのに等しい行為です。込み合う健診機関では作りながら検査をすることが出来ない場合もありますので、やはり予約はしっかりしていただけると助かります。

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