予約の取れる医療機関を目指すべきなのか

予約制に関する考え方の違いは根深い・・

そんな風に感じることが増えてきました。多分昔からある程度似たような問題はあったのだと思いますが、予約制にすることに対する目的というものが人によって違うような気がします。

あ、ここで言うのは人間ドックの予約の話ですよ。

例えば以下のような感じの違いがあって、意見の違いによる摩擦が生じています。

事務員「予約制はお客様が快適に人間ドックを受けることが出来るように時間当たりの人数をコントロールするものです」

渉外(営業)担当者「予約制は時間単位に入れる人数を明確に管理することで効率よく人間ドックを行う仕組みです」

医師「予約制は責任ある対応をするために必要な制限です。限界以上の対応は責任のある対応が出来ないので対応できません」

検査職員「予約人数は時間当たりに対応することが出来る人数から逆算して作った限界人数であり、これを超えてしまうと対応できません」

まぁ、要するに質の良い人間ドックをするためにはこれくらいにしておきましょうね、という共通認識のようなものです。

実は景気が良いというか、業績が順調な時にはこれでも良いのです。しかし医療機関と言えども営利で活動しているので、いわゆる売り上げが下がってくるとそうとも言えない状況が生まれるのです。

実際にの声は以下の感じ

事務員「仕方ないよね~」

渉外(営業)担当者「売り上げが落ちているなら予約数以上に入れてでも達成しなければならない」

医師「予約制は責任ある対応をするために必要な制限です。限界以上の対応は責任のある対応が出来ないので対応できません」

検査職員「安くても高くても限界は同じです」

経営陣「何とかしなさい」

このような問題は予約でいっぱいの医療機関でも発生しています。その背景にあるのは顧客単価の減少にあると言えるでしょうね。

多くの医療機関では健康診断も人間ドックも同じように行っていますが、安い健康診断でも10万円を凝る人間ドックでも医師の診察に大きな違いはありません。一人は一人なのです。

私の職場では午前中に人間ドックではない健康診断は受け入れず、いわゆる健康診断の方は午後に来てもらうようにしています。そうすることで顧客単価を高めて余裕のある人間ドックが出来るようになるのです。

もしも健康診断を受けたい方が医療機関側から予約を断られる事態がるとすれば、経営上のやむを得ない事情があるのかもしれませんよ。健診機関を利用する立場からすれば関係のない話かもしれませんけどね。

平和的な解決のためには午後を割引料金にすればよいのではないかな?なんて思ったりしています。

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