専用アプリ開発はしないことに

そうなるべきとは思っていました。

以前、とある業者さんから健診機関向け専用アプリの紹介があったのですが、色々な人が面白そうと興味を持ったにもかかわらず、どう活用していくのかという点と。費用対効果という現実的な問題に直面することで思考停止に陥りました。

ある程度大きなビジネスを行っているのであればまだしも、地方の一医療機関が専用アプリを作成したところでどうということもないのは明白です。すべての受診者さんにアプリの利用をお願いし、報告書を紙で作成するのを廃止するなどの大規模な変革を行えば話は別ですが、そうはならないのは明らかですのでメリットが見えてきませんでした。

もっと言ってしまえば、この仕組みで確実にもうかるのはアプリ開発業者であり、利用する側が自分でメリットを考えなければなりませんので途中から面倒になってしまったのです。

ある程度組織が若くて新しいことをどんどんやってみたいという小回りの利く仕組みがあるのであれば違ったかもしれませんが、ある程度大きくなってしまうと必要性がないと動くことが難しくなってしまいます。私の勤め先のような小さな医療機関レベルでもめんどくさいのですから、大企業を動かしたり、国のレベルで動かしたりする仕事は本当に大変なんだろうなと思います。

このような仕組みはすでに導入している医療機関があるとのことですので試してみたい気もしましたが、さすがに遠方でしたので使ってみることもかないませんでした。私の職場は最先端を狙っていくような環境ではありませんから、そこまで無理をしなくても良いのですけどね。

新しい仕組みを無理なく導入するためには新規開発を他所でやってもらい、その知識や技術が蓄積されて安全に運用することが出来るようになってから導入するのが安全という考え方があります。面白味はありませんが、低コストで最新の技術を導入することが出来ますのでそれなりに魅力はあります。

今回のこの専用アプリ構想はともかくとして、結果報告に関してはオンラインが当たり前の時代が五日は来るのではないかなと思います。スマートフォンなどの普及も思っている以上に早くなってきていますし、安全性が確保されるようになればどんどん進められていくでしょう。

私の職場の判断基準としては、新しいことをするにあたってそのコストが得られるメリットに見合うのかという点にあります。そのような点がクリアされる頃、新しい技術を導入していくことになるのでしょうね。ちょっとつまんない。

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