ストレスチェック実施の目的

公式には気づきの促し・・・ですが、

私はよく次のように説明をすることがあります。

法の枠組みとして、職場のメンタルヘルスの問題も会社が管理すべき安全衛生の要素の一つとして位置づけられたということ

つまり、メンタルヘルス関連の問題を生じた場合、それが職場由来のものであると判断される場合には職場の責任が問われるということを意識しておかなくてはならないということになるかと思います。

実際のところはわかりませんが、私はこのように受け止めていますし、この様な背景からしっかりと実施し、その結果を意味あるものとして受け止めるべきものであると推奨しています。

丁度健康診断と同じですよね。法に基づいて定期的に実施しなければならないところなどはよく似ています。しかし健康診断が客観的な検査に基づく判断であるのに対し、ストレスチェックはあくまでも問診です。その差は非常に大きいものがあるでしょう。

例えば人が自分の意思で結果を変えることが出来る検査項目というものは存在しています。血液検査でも脂質や血糖値などは日ごろの食生活などで若干のコントロールはできるでしょう。しかしそれは食生活の見直しと呼べるものであり、結果を誤魔化すことにはなりません。

強いて言えば腹囲くらいでしょうかね、自分の意思で結果を動かせるのは・・。よくいるらしいですよ、腹囲測定の時だけおなかがへっこむ人・・。

一方ストレスチェックは完全に問診ですから、その結果を自由に変化させることもできるでしょう。客観性という意味ではあまり望ましいものであるとは言えません。しかしながらメンタルヘルス関連で確立された客観的な検査というものは存在していませんので、この様な形に頼らざるを得ません。

だからと言って、無意味であるとは考えない方が良いでしょう。今はまだこのような制度ですが、いずれ安全衛生の一分野として会社の責任が問われる日が来ると思いますし、もしかしたらもう来ているのかもしれません。

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